映画「JOKER」を見て思ったこと。(ネタばれ有り)
youtubeの予告動画が凄すぎて、それ以来上映を待ちわびていたJOKERを
観に行ってきました。
一言でいうと、ものすごく悲しい物語だった。
そして、現実社会で今の自分の境遇にすごくストレスを感じている人の背中を
悪い意味で押してしまいそうな危うい映画にも見えました。
実際アメリカの映画館では手荷物検査が行われているそうな。
ジョーカー、日本ではまだ物議を醸す程度だけどアメリカが荷物検査やら実施してるのを見ると洒落になってないんだな… pic.twitter.com/BrRQz0Hl91
— もつれら (@mtmtSF) 2019年10月5日
うーん、あそこまでの境遇に自分があっていたらと想像すると生きるのをやめてしまいそうだ。
予告でアーサーが笑っているところがありますが、あれは精神的な
病気(トゥレット症候群に似た)で発作的に笑ってしまう病にかかっています。
それなのでアーサーが自発的に笑っているのか、病で笑っているのか、悲しいけど病で笑ってしまっているのかがわからなく、アーサーの感情が理解でくなくて見ていて辛かった。多分ですけど心の中ではずっと泣いていたんだと思います。(思いたい)
自分に起きている不幸を悲劇を受け止めず、喜劇に見立てて暴力という行為に昇華
させちゃったのかも。
ダークナイトのジョーカーは既に狂人だけど、この映画は一人の男が絶望の果てにジョーカーになってしまった物語です。
ここまで心の訴えかけてくる映画はヒミズ以来だ。
もう一度見に行きたい。
拙い文章を読んでくださりありがとうございました。